コンポストに油は入れていい?揚げ物油や炒め物の残り油の入れ方と注意点

コンポストに油は入れていい?揚げ物油や炒め物の残り油の入れ方と注意点

「天ぷら油はコンポストに入れても大丈夫?」「炒め物のあとにフライパンへ残った油はどうすればいい?」と迷う方は多いかもしれません。

食用油は生ごみなのか?とご心配になられる方もいらっしゃるかと思いますが、使用後の天ぷら油や炒め物の残り油は、量を守ればコンポストで分解できます。適量の油分は微生物の栄養源のひとつとなり、分解を活発にすることにもつながります。

ただし、熱いまま入れたり、一度にたくさん入れたりすると、基材が油で覆われて空気が通りにくくなり、においや分解の遅れにつながることがあります。この記事では、コンポストに入れられる油の種類、失敗しにくい入れ方、油を入れすぎたときの対処を解説します。

コンポストに油は入れていい?適量なら微生物の働きを助けます


家庭で調理に使った油は、コンポストに入れることができます。コンポストの中では微生物が生ごみを分解しており、油分も少量ずつであれば分解の対象になります。

適量の油分は、微生物の栄養源となるため、分解を活発にすることにもつながります。特に、フライパンに残った炒め油や、使用後の天ぷら油・揚げ物油は、排水口へ流さずコンポストで循環させることができます。

一方で、油は基材になじみにくい素材です。「微生物の働きを助ける」ものではあるものの無制限に投入することはできません。少量ずつ、ほかの生ごみと偏らないように投入しましょう。

入れられる油・入れられない油


コンポストに入れられる油

  • 使用後の天ぷら油・揚げ物油
  • 炒め物のあとにフライパンに残った調理油
  • 油分のついた食べ残し

揚げ物の衣くずや、油分のついた食べ残しも、生ごみとして一緒に投入できます。油だけを続けて入れるのではなく、野菜くずなど普段の生ごみと組み合わせるのがポイントです。

入れられない油

  • エンジンオイルなど、食用ではない油
  • 調理前の未使用の油
  • 調理直後の熱いままの油

コンポストに入れるのは、調理で使ったあとに残った油を基本にしましょう。

ecotasコンポストでの油の入れ方|1日100mlが目安


ecotasコンポストでも、使用後の天ぷら油や炒め物の残り油を分解することができます。投入量は1日1回、100mlを目安にしてください。

1. 油を常温まで冷ます
調理直後の熱い油は、基材の中の微生物に負担をかけるおそれがあります。必ず熱くない状態まで冷ましてから投入します。

2. 中央に入れ、基材とよく混ぜる
バッグの中央付近に油を入れ、周りの基材とまんべんなく混ぜます。油が一点に偏らないように意識してみてください。

3. 心配なら小麦粉に混ぜてダマにする
油がバッグから染み出すことはありませんが、気になる場合は余った小麦粉などに混ぜ、ダマにしてから入れるとより安心です。

油を入れすぎるとどうなる?


適量の油分は微生物の分解を助けますが、多すぎると逆効果です。基材の粒の表面が油で覆われ、空気が通りにくくなることがあります。

通気性が悪くなると微生物が活動しにくくなり、生ごみが分解されるまでに時間がかかったり、においが気になったりする場合があります。

基準量よりも油を多く入れてしまったときは、まず基材全体をよく混ぜ、その後2〜3日は油の多い生ごみの投入を控えます。生ごみの投入量も少なめにし、様子を見ながら通常のペースに戻してください。

基材がべたつく、においが続く、分解が明らかに遅いと感じる場合は、油だけが原因とは限りません。投入量・水分量・混ぜ方を見直し、困ったときはecotasのサポートへご相談ください。

よくあるご質問


Q. 賞味期限切れの油をそのまま入れてもよいですか?

A. いいえ、調理前の未使用の油を、コンポストのためにそのまま入れることはできません。調理後に残った天ぷら油や炒め物の残り油を、量を守って投入してください。

Q. 油を入れるとバッグから漏れませんか?

A. 基材が油を吸収するため、油がバッグから染み出すことはありません。気になる場合は、余った小麦粉などに混ぜてダマにしてから投入するとより安心です。

Q. 油を入れたあと、コンポストが温かくなりました。

A. 油分は微生物の活動を活発にするため、発酵熱によりコンポスト全体が温かくなることがあります。分解が上手く進んでいるサインですので、そのままいつも通り使い続けてください。

天ぷらや炒め物のあとの油は、扱いに迷いやすいものです。けれども、常温まで冷まし、量を守って基材とよく混ぜれば、生ごみとして捨てることなくコンポストで循環させることができますよ。

ecotasコンポストは、回収サービス付きのコンポストバッグです。都市部のマンションでも取り入れやすく、使い終えた基材は回収して次の循環へつなげられます。ご疑問点があれば、購入者限定のLINEアカウントもしくは問い合わせフォームからお問い合わせください。