コンポストをしていると、基材の表面に白いカビのようなものが見えて、不安になったことはありませんか?
この白カビは、生ごみの分解がうまく進んでいるサインのひとつです。
白カビは糸状菌と呼ばれる微生物の一種です。生ごみを分解するために元気に働いている証拠なので、取り除く必要はありません。この記事では、コンポストの白カビの正体、発生する理由、発生したときの対処法をご紹介します。
コンポストの白カビは大丈夫?
コンポストに白カビのようなものが見えたときは、まずは慌てずに様子を見てください。
ecotasコンポストでは、新しく生ごみの投入を始めてから2週間ごろ経ったころに見られることが多いです。
白カビが出ていること自体は、失敗や不衛生のサインではなく、むしろ、基材の中で微生物が生ごみを分解しようと働いていることの表れです。白い見た目に驚くかもしれませんが、いつもどおりコンポストを続けていただけます。
白カビの正体は糸状菌|分解初期に活躍する微生物
コンポストの基材に見える白カビは、糸状菌(しじょうきん)と呼ばれる微生物の一種です。白い糸や粉のように見えることがあります。
糸状菌は、炭水化物をよく好みます。生ごみを入れ始めたコンポストの初期段階では、野菜くずやごはん、パン、麺類などに含まれる成分を分解するために、活発に働くことがあります。
つまり、この白カビは生ごみを分解する微生物が基材の中で元気に働いている証拠のひとつです。基材と生ごみがなじみ、分解が活発に進んでいると受け取ってください。
白カビを見つけたときの対処法
白カビを見つけても、取り除いたり、中身を交換したりする必要はありません。白カビも基材と一緒に、いつもどおり全体を混ぜ込んでください。
基材を底から混ぜることで、空気が全体に入り、生ごみと微生物がなじみやすくなります。白カビだけを避けたり、洗い流したりする必要はありません。
その後も、普段どおりに生ごみを投入し、全体を混ぜながら続けてください。白いものが見えなくなっても、微生物の働きが止まったわけではありません。基材の中で分解は続いています。
ただし、白カビ以外にも気になる変化が重なっているときは、基材の状態を確認してみましょう。
- 白カビとは別に腐敗臭がする
- 基材が水っぽく、底に水分がたまっている
- 白色以外のカビもある
こうした場合は、白カビだけが原因とは限りません。気になるときは、基材の様子がわかる写真とともにecotasへご相談ください。
よくあるご質問
Q. コンポストの白カビは取り除いたほうがよいですか?
A. いいえ、取り除く必要はありません。糸状菌は生ごみの分解に働く微生物の一種です。白カビも基材と一緒に、いつもどおり混ぜ込んでください。
Q. 白カビが出るのは、コンポストを始めてからどのくらいですか?
A. ecotasコンポストでは、投入を始めてから約2週間たったころに見られることがあります。生ごみや基材の状態、季節によって見え方や時期は変わります。
Q. 白カビが消えました。分解が止まったのでしょうか?
A. 白いものが見えなくなっても、分解が止まったわけではありません。微生物は基材の中で働き続けています。においや水分量などに気になる変化がなければ、いつもどおり続けてください。
Q. 白カビ以外のカビが見えたらどうすればよいですか?
A. 色や広がり方、におい、基材の水分量などを確認してください。すぐに失敗と決めつける必要はありませんが、気になる場合は写真を添えてecotasへご相談ください。
今回はコンポストの白カビについて解説しました。
始めて見た時はどきっとする方も多いかもしれませんが、むしろ微生物が生ごみの分解に取り組んでいる良いサインと捉えましょう。いつもどおり混ぜながら、基材の変化を見守ってみてください。